避雷針を設置する

避雷針設備は、建物、人、家畜などを落雷の被害から守る「雷保護システム」の一部を指します。従来、避雷針は落雷自体ではなく、落雷被害を避けるためで、雷による大量の電気を地面に安全に逃すようデザインされています。最近は、新型の避雷針も開発されてきています。これは従来型の雷を誘導するものとは違って、ある一定のエリアを直撃雷から守るというコンセプトです。避雷針設備の設置には専門家の技術とアドバイスが欠かせません。避雷システムの設置を得意とする電気工事会社がありますので、まずはいくつかの会社に問い合わせ、現地調査や写真による見積もりと説明を受けることから始めると良いでしょう。次に、避雷針設備本体、値段、技術ともに必要を満たし、納得できる会社に施工をお願いするということになります。アフターケアのサービスも大切なポイントです。本体自体がかなり高額ですし(300万ー400万円)、設置料も別途にかかりますので、避雷針設備は大きな投資になります。よく相談し、場合によってはレンタルという手もあるでしょう。

毎年、落雷による建造物、その中に置かれている電気、電子機器への被害は甚大だと言われます。避雷針設備を設けても、安全性は100%には程遠いのが現状です。特に、直接雷と言われる、雷雲から直接に建造物への落雷は放電電力が並み外れて大きく、それだけに被害も大きくなります。最新型の避雷針は、ある一定のエリアであればこの直接雷から守ることができますが、まだ主流とは言えません。それでも、やはり避雷針設備があるのとないのとでは被害の大きさが違います。特に最近のコンピューターなどの電気機器の普及で、工場のみならず、一般の会社においても雷による機器の破損や誤作動は致命的です。値段も高く、性能も完全ではないものの、やはり避雷針設備を持つことはたいせつです。